「あずまんが大王」(アニメ版)北米バージョンについて
ADVから発売された「あずまんが大王」(アニメ版)北米バージョンについて
主に日本版との違いのまとめを少しずつ体裁を整えながら作成して行きたいと思います。
[共通事項他][1巻][2巻][3巻][4巻][5巻][6巻]
1巻
1話 MISS YUKARI
CHILD HIGH SCHOOL STUDENT SHE'S A PRODIGY SCARY MAYBE? WILD CAT TOMO-CHAN! THE OSAKAN GIRL
PREVIEW
2話 OSAKA'S DAY
OSAKA TODAY AS WELL P.E. - VOLLEYBALL HICCUPS THE BRAIN... BRAND NEW
PREVIEW
3話 NYAMO
NYAMO FACTIONAL RIVALRY YUKARI'S HERE NOT MY FAULT FOREVER AND EVER
PREVIEW
4話 POOL,POOL,POOL
A FUN PROFESSION POOL,POOL,POOL RIBBON JUST THE TWO OF THEM A GOOD PERSON?
PREVIEW
5話 SUMMER BRAKE
SUMMER BRAKE WELCOME TO CHIYO'S ROOM INVITATION SOMEONE WITH EXPERIENCE, SPEAK DONE FOR
PREVIEW
付属ブックレット
1P Chiyo Mihama(キャラ紹介:美浜ちよ)2-6P Translator Notes(訳者メモ) 6-7P Stuff Comments(スタッフコメント) 8-11P Chiyo-chan Art Study(設定資料:美浜ちよ) 12P Chihiro Art(設定資料:千尋)
1話 MISS YUKARI
歌詞はこうなってます。
Cooking is so fan,
Cooking is so fan,
Now it's time to take a break and see what we have done.
"Yeah, It's ready"
廊下に自主的に立つシーンの最後。字幕はともかく吹き替えで引っかかりました。廊下のすりガラス越しのシルエットになった所からの台詞
智:Hey, sister, looking good!
・・・・・ん??
なんでまた「sister」??
実はしばらく理由が見当もつきませんでした。このシーンで智は一人芝居をしている訳で、その内容は普通に考えたら男性二人のやり取りな訳で・・・どう考えても「sister」って語の入る余地はありません。
仕方が無いので後回しにしていたのですが、ある日久しぶりにオリジナルの日本語音声を聞いて疑問も氷解。要はこのシーンの智の台詞
智「おめぇさんなかなかやるじゃねぇか」
の「おめぇさん」を訳者が「お姉さん」と聞き間違えて勘違いしたと考えるとつじつまが合います。
・・・・しかし訳していておかしいとか思わなかったのか、あるいは途中で駄目だしとか無かったんでしょうか。エンディングのクレジットにはInternational Coordinator
Toru Iwakami
Project Translator
Shoko Oono
など、日本語ネィティブと思われる方の名前も見受けられるのですが・・・あんまりかかわってないのかな?
2話 OSAKA'S DAY
「grains of truth」という表現で置き換わってますが、字幕の英語と吹き替えで聞こえる英語が違うので詳細はよく分かりません。今のところ聞き取れる限りでは(たぶんというかまず間違いなく正しく聞き取れていません)
大阪「Open new grains of truth. Hey Tomo, listen up.」
智「huh?」
大阪「Did you know rice is the most popular grain in the world?」
智「Wao」
大阪「You're no good, Tomo」
智「Ah?」
大阪「Open new grains of truth. Get this, Yomi.」
よみ「huh?」
大阪「Rice is the most popular grain in the world」
よみ「Really..」
大阪「You got it all wrong.」
よみ「huh?」
大阪「No, No, see what you were supposed to say was "that is not grains of truth, that is truth about grain."」
よみ「Oh...sorry.」といった具合。「grains of truth」(辞書だとgrain of truth)は「ちょっとした事実」という意味みたいです。上手く置き換えたもんだと素直に感心しました。
3話 NYAMO
第3話で外国人ネタが出てきます。日本語版では外国人は「ペラペーラ」というだけでしたが北米版は・・・最初の「Excuse me」だけは英語でしたが後は字幕での表記で言うところの「Blah,Blah(ブラブラー)」で「ペラペラ」を置き換え、という処理でした。blahの意味は調べたところ「ばかげたこと、ナンセンス」といった意味の名詞、間投詞としては「ちぇっ」、んでもってblah-blah-blahって三つつなげると「などなど、なんとかかんとか、かくかくしかじか」と言う意味になるという単語のようです。
●ゆかり先生は「英語」の先生ではない?
ADVのサイトで見られる予告編においては、ゆかり先生ははっきり自分のことを「I'm a highschool English teacher」と言っています。
ところが今回購入した北米版DVDにおいては、少なくとも自分が聞いた限りゆかり先生は単に「language teacher」としか表現されていません。(ちなみににゃもは「P.E. teacher」木村は「Classic」でした)
で、どうやらこれを3話の英語ネタとかを収まりがつくようにするための手段としているようです。
すなわち3話の外人さん、日本語版では「Excuse me」から始まり、これに対してにゃもが「じゃすともーめんとまいふれんどきゃんすぴーくいんぐりっしゅ」と慌てる訳ですが、
北米版だと外人さん:Excuse me.(この発音がたどたどしいものになってます)
にゃも:!?
外人さん:Blah,blah.
にゃも:Yes...une momental Mr.Blah,blah, I get friend, I get my friend she can speak language.となります。「une momental」と書いたところは私が適当に聞き取った音をそれっぽく書いただけです。カタカナ表記だと「ウヌモメンタル」とかいった感じで発音されてます。スペイン語なのかな?ま、とにかく「英語」があくまでゆかり先生&にゃもといった主要登場人物の標準語で、いわゆる外人さんは別の言語「language」を話すという苦肉の策を講じているようです。
・・・・吹き替え版では。
(捕捉:この後でゆかり先生は外人さんに向かって「Hola!」-英語だとhelloにあたるスペイン語-と呼びかけてますのでどうやら作り手側の「language」はスペイン語を考えているみたいです)
一方字幕だとこのあとで隠れたゆかり先生をにゃもが連れてくるシーンで
「You're an English teacher, aren't you?! Do something!」って出ちゃいますので私の仮説は吹き替え版だけでしか成り立たないということに。
(吹き替え音声はちゃんと「You're a language expert, Do something!」です)
しかしこうなってくると俄然楽しみなのが神楽の「ヘルプミー」のネタが出て来る11話。一体どうなるのか見当もつきません。(補遺)
この項目ですが・・・1話でのちよと千尋の会話にゆかり先生が割り込んでくるところ、後ろの書き文字「いちおう英語の先生」に対して「Technically an English Teacher」とスーパーを入れてますしADVのサイトの人物紹介でも「English Teacher」となってますのでちょっとおかしい主張ですね。もう少し手直しします。
4話 POOL,POOL,POOL
5話 SUMMER BRAKE
とりあえず聞き取りが辛いので字幕を書き写してみました。これを足がかりにしてなんとか文章起こしが出来ないものかなぁ、と。んでもって隣に聞き取り。どうにも不明な部分は(***)で保留。他の部分も別に自信を持って書いている訳ではないです・・・
字幕 音声(聞き取り)大阪:With "ji" as in hemorrhoids... Written in hiragana it's "chi" with dots instead of "shi", you know? You don't normally put dots on "chi", right?
榊:Yeah...
大阪:But when I looked it up in a dictionally the other day, it was properly written as "shi" with dots.
榊:Really...
大阪:And you know seals? It's written as "sea leopards", right?
榊:Was that how it was?
大阪:I guess they must be ferocious in spite of the way they look.
榊:You're pretty knowledgeable.
大阪:You think so?
大阪:Speakin' of the ocean, I want to ride a dolphin.
榊:That would be nice.
大阪:Right?
大阪:And you know how they write "dolphins" as "sea pigs"?
榊:Yeah...
大阪:But using the same character for "pig", I wonder why "river pig" is read as "puffer fish", even though they live im the ocean?
よみ:What are you two up to?
大阪:We were thinkin' about hemorrhoids.
榊:No!大阪:(***) hemorrhoids...let's say you write a word hemorroids in hiragana, you put a dot on "chi" don't ya? not like in only do in "shi".
榊:Ah...yeah...
大阪:But when I was looking it up in dictionally, I was real surprised cause there is written dotted "shi".
榊:Oh...really?
大阪:You know seals, right?
榊:huh?
大阪:It's "sea leopards" in kanji.
榊:Is...is that fact?
大阪:I guess they must be pretty ferocious though they look of kindly.
榊:Oh...
榊:You're fairly knowledgeable.
大阪:You think so?
大阪:Speakin' of the sea, I think I'd like to ride a dolphin.
榊:huh...that would be nice.
大阪:Would be?
大阪:Ok, say you know we have write dolphin in "sea pig".
榊:A...huh大阪:But we use the same character for "pig" in "river pig" and somehow it comes up puffer fish they living in the sea.
榊:A...huh
よみ:What are you two up to?
大阪:Ah...thinkin' about hemorrhoids
榊:No, you won't・・・・orz
あかん。大阪の南部訛りって言ってもどのへんが訛ってるのかよく分からんとか思ってましたがこうやって書き起こそうとすると、大阪の台詞がとたんに訳の分からんものに聞こえます。たとえばしょっぱなの「hemorrhoids」、この語の直前に確かに1語入っているはずなんですが・・・本当にさっぱり聞き取れません。見当もつきません。
まぁその辺はともかく「どんな風に取り扱うのかなぁ」と期待していたこのネタな訳ですが、まさかここまで直球勝負に出てくるとは思いませんでした。
・・・って、そうか。オリジナルの背景に書かれている「痔」「海豹」「海豚」「河豚」といった字を消す訳にもいかないみたいですから無視するという訳にはいかないし、これ以外にやりようは無かったのかもですね・・・
DVD付属のブックレット全12ページのうち、4ページと少しを「Translator Notes」が占めてます。そんなにおかしなことは書いてありません。日本の学校、習慣その他について本編の理解の一助となるように書かれてます。
Japan's educational system 日本の教育課程 - 日本では1〜6年生が小学校、7〜9年生は中学校、10〜12年生が高校と分かれています。ちよは10歳ですので通常なら5年生ですが、5学年を一気に飛び越えるかたちで高校生活一年目を始めました。1学年は3つの学期に分かれています。年度は4月に始まり、7月までが1学期。2学期は9月から12月まで。3学期は1月から3月までとなっています。
(私的メモ:正直、「これだけ?」と思いました。・・・・一番肝心な「小学校から5年の飛び級で高校に通うなんていうことは現実の日本ではあり得ない」つーことに触れてないのはどういうこと?このDVDの購買層はもう皆そんなことは分かりきってるから書かないだけなのかな?)
The "-chan" honorific 「〜ちゃん」という敬称 - この敬称をつけることで名前をより可愛らしいものとします。親しい友達とか自分より年齢が下の相手への愛称として使われます。また相手を赤ん坊のようにバカにするときにも使われます。他の日本語の敬称とは異なり、この敬称に付いては対応する英語が無いためDVD中ではそのまま使用しています。
Miss Yukari ゆかり先生 - 生徒たちは名前で「ゆかり先生(Miss Yukari)」と呼んでいますが、これは日本においてもアメリカの場合と同じくイレギュラーな呼び方です。先生のほとんどは名字の方で呼ばれます。
School lunches 学校給食 - 全ての学校が給食を出すというわけではありません、しかし、出す場合は学校の全ての生徒に提供します。給食のコストは生徒が払うどんな給食費によっても賄われますので、それは基本的に無料です。(訳注:ここは自分でも訳しててよく分かりませんでした。原文は The cost of the lunch is covered by whatever tuition the students pay, so it is essentially free. なんです)全員に学校の給食設備で作られた同じ食事が提供されます。その日の給食当番の生徒は学校の給食設備にクラスの分を取りに行きます。給食はカフェテリア式で提供されます。全般的にこれらの給食の献立は、厳密な栄養指導に基づいて計画されます。この制度は戦後に始まりました。当時、子供たちは貧困により自宅で適切な栄養をとれる状態に無かったので、アメリカ軍は学校で脱脂粉乳を生徒に提供しました。
Chiyo makes her own lunch! ちよが自分で弁当を作っているという事 - 普通に考えればちよの年齢で弁当を自分で作っているという事は驚くべき事です。しかしながら、たいていの生徒は母親が弁当を作ってくれるので自分自身で弁当を作るという事は無いということで、このことは二重に驚くべきこととなります。
The double bridge 二重橋 - ちよが作ったのは日本のあやとりにおいての二重橋の形です。この橋は皇居の入り口前にあります。
Chiyo's tongue twister ちよの早口言葉 - ちよの早口言葉は3回とも間違っています。ちよが言おうとしていたのは「BAS GAS BLAST GUST」とでも訳される言葉です。元の日本語では「BASU GASU BAKU-HATSU」、文字通り翻訳すると「BUS GAS EXPLOSION」となる言葉です。
(私的メモ:確かに「BAS GAS BLAST GUST」は早口言葉っぽいですが、向こうにも「Peter Piper picked a peck of pickled pepper.」とか色々早口言葉はあるんでしょうし、無理にオリジナルに忠実にしようとしなくても良かったんでは?と思います。後ろに書き文字が入っている訳でもないですしね〜・・・と書いてしまいましたが「原作準拠」という大原則があればそうそうそれを無視する訳にもいかないですわな)
Day duty 日直 - 教室にいる生徒は日直を勤める事になります。最近では日直はものを配布したり、用紙を回収したり、一日の最後に黒板を消したりと種々雑多な雑用をしなければなりません。
Standing in the hall with buckets of water 水の入ったバケツを持たされて廊下に立つという事 - これは学校での懲罰としてはかなり伝統的なものです(水の入ったバケツは付属的な懲罰)。しかしながら最近では考えの偏ったずうずうしい親のせいで、こうした懲罰が行われるのは稀です。親たちは自分たちの子供は悪い事は出来ないんだと主張して、体罰に反対するのです。
Bread for lunch お昼にパン - 智がお昼を「パン」にしようといいますが、それは文字通りに「パン」の事を言っているのではありません。日本では食事を大きくご飯とパンの二つに分けます。そういうわけで、この場合の「パン」はサンドイッチやクリームパン、その他味のついたパンなど色々なものを含みます。
Osaka things 大阪名物 - 通天閣は大阪で有名な塔です。"octopus balls"(たこ焼き)は生地にたこの欠片を入れて辛みのあるソースをつけて出す料理です。たこ焼きはお祭りの時に人気のある食べ物ですが、大阪は一般的にたこ焼きがおいしい事で特に知られています。
"You profitin' there?" もうかりまっか? - 大阪は商都として特に有名で、その事は人々の挨拶にも現れています。この言い回しはその典型的なもので"How are you?"と同義です。
Ayumu Kasuga's Accent 春日歩の訛り - 大阪から来たという事で、彼女は大阪弁を話す訳ですが、かなり柔らかい感じです。典型的な大阪弁はその地方独自の表現をいろいろ含み、もっと耳障りなものです。ゆかり先生やその他の生徒が最初に彼女に喋ってもらおうと思っていたのはそういった大阪弁です。英語の吹き替えに於いては大阪弁をヒューストン辺りの南部訛りで置き換えました。どちらも商売っ気の強い土地柄であり、また南部訛りと大阪弁の両方が特徴づける地方のイメージが似通っています。
Standard Japanese 標準語 - 標準語とは国営放送とニュースで話されている日本語です。(訳注:national television とありましたのでこう訳しましたが、もちろん日本には「国営放送」は無く、NHKは公共放送です)日本には様々な方言がありますが、方言同士ではお互い何を言っているのかが分からなくなってしまうため、こうした方言を話す人はしばしば自分の訛りを隠すことを選びます。
Japanese pizza 日本のピザ - 「お好み焼き」として知られるそれは大阪と関連の深いもう一つの食べ物です。オムレツに似ていて中に色々な肉や野菜が入っています、ただし卵の代わりに小麦粉と卵を溶いたものが生地として具を包んでいます。生地とトッピングは鉄板の上で焼かれて幾種類かのソースとともに供されます。ご飯と一緒に「お好み焼き」を食べるのはお好み焼き自体が主食であるため奇妙な事となります。例えて言えばベークドポテトと一緒にピザを食べる様なものです。
Kansai 関西 - 東京の南東にある、大阪や京都を含む地域の事です。関西弁として有名な方言は実際には大阪や京都、神戸を含む一般的な地域の様々な方言から成りたっているものです。大阪弁は関西弁の一つであり、関西弁がすべて大阪弁であるという訳ではありません。
Handkerchiefs ハンカチ - 日本の公衆トイレではほとんどの場合ペーパータオルやハンドドライヤーが備え付けてありません、ですからハンカチを持ち歩く事が必須と成ります。
School cafeterias 学食 - 第1話で述べられている学校給食とは異なります。アメリカの学校にあるのと似た自分でお金を払って食べるいわゆるカフェテリアです。
Tomo's lunch 智のお弁当 - 日本のフライドチキンは片栗粉だけで覆われています(小麦粉ではなく)。「オムレツ」は実際には中に何も入っていない味付きの卵です。日本ではミートボールが単体で供される時、ハンバーガーの肉を小さなボールにして揚げたようなものとなります。ソースは何もかかっていません。
(訳注:ミートボールと言われると大抵は甘辛いタレがからめてあるのを思い出しますし、本編の智の弁当に入っていたのもそういうものでしたが・・・何でこういう表現に成るのやら)
Splitting chopsticks 割り箸を割る - 学食には大抵木製の使い捨ての箸が置いてあります。上部でつながっており、割って使います。適当に割ると簡単に非対称に割れてしまいます、安物は特にです。
Croquettes コロッケ - 様々な種類がありますが一般的にはジャガイモと肉のパテをパン粉をつけて揚げたものです。それゆえ中身は白っぽく見えます、赤ではありません。
Juice, not water? 水じゃなくてジュース? - 日本の学校には水飲み場はありません、というのも水道の蛇口が上向きにできるようになっていて水飲み器のようになるからです。生徒は大抵自販機で飲み物を買うか、水筒にお茶を入れて持ってきます。
Hiccup cures しゃっくりを治す - アメリカと同じように、日本人もしゃっくりを治す一般的な方法は水を飲むか、びっくりさせることだと考えてます。
Givving hiccups to someone else? しゃっくりをうつす? - 日本では風邪を治すのには誰か他人にうつす事だと考えられています。しかしこれはしゃっくりには当てはまりません。
Grains of truth 豆知識 - 元の日本語で大阪は「役に立つトリビア」という意味で「mame-chisiki」と言っています。これを分解して行くと「mame」は「豆(bean)」、「chisiki」は「知識(knowledge)」となります。大阪は続けて「枝豆は大豆やねんで」と言います。それでオチは「それは豆知識(bean knowledge)やのうて豆の知識(knowledge about beans)や、いうて欲しかった」となります。
Delivery truck 宅配のトラック - にゃも宅の前に止まるトラックはクロネコヤマトの車に似た塗装がしてあります。「黒猫」の文字通りの意味は「black cat」です。クロネコヤマトのロゴは母親の黒猫が子供を口にくわえて運んでいる絵です。
Hokkaido foods 北海道の食べ物 - カニ、ウニ、鮭のシチューはいずれも北海道の名物です。
(訳注:「石狩鍋」の意味で本編でも「salmon stew」の表現が使われています。)
The "RIGHT WAY" to hold chopsticks 「正しい」箸の持ち方 - 実用的な箸の持ち方はたくさんありますが正しい持ち方は一つだけです。箸の正しい持ち方はたいてい箸袋に印刷されています。
(訳者コメント:つい勢いで「箸の正しい持ち方はたいてい箸袋に印刷されています。」と書いてしまいましたが、これはもちろん普通に日本で使われているような割り箸の箸袋を想定しているのではなく、国際線の飛行機に乗ると出てくるようなタイプの箸袋、ということです)
The school chime 学校のチャイム - アメリカの学校では授業の区切りにはベルが鳴ります。日本ではチャイムの音が使われます。
A steak dinner ステーキディナー - 日本語ではゆかり先生は「yakiniku」と言っています。「yakiniku」とはテーブルにある鉄板で薄くスライスした肉を焼く料理です。ステーキとは異なりますが高い肉料理を賭けているという事実は変わりません。
Kagura in P.E. 体育の授業に神楽がいること - 神楽は3組ではありませんが体育の水泳の授業に居ます。これは体育や性教育の時に男女で授業を分けることにより起こる事で、一つ以上のクラスから生徒を集めて行われます。
What floor is a horror story on? 怪談は何階ですか? - 日本語では「kaidan」とは「horror stories」を意味しますが、同時に「stairs(階段)」の意味もあります。オリジナルの日本語で大阪は「夏の夜に話す怪談って何段なん?(How many steps does a 'horror story' have?)」と訪ねていますがこれは(だじゃれとしては)かなり出来の悪いものです。そこで翻訳として「story」が「tale」または「floor」の意味になる事を利用してこのつまらないだじゃれを置き換えました。
(訳注:参考までに・・・元の文章のタイトルは「What floor is a horror story on?」、4話次回予告の字幕では「What floor is a summer night horror story on?」と上で書いていることが反映されてますが、吹き替えにおける大阪の台詞は「How many stairs does each story have?」 となっていて日本語直訳です。字幕チームと吹き替え台本のチームは別で意思疎通がとれていないんでしょうか?)
Homework during summer break!? 夏休みの間に宿題!? - 夏休みが1学期と2学期の間にあるため、前後で先生は同じであり、それはつまり休み期間中に宿題を仕上げさせることを生徒に課すことを可能にします。一般的にすべての科目で宿題が出されます。宿題は1日1ページずつこなすようなドリルからもっと大きな課題まで様々です。
Buying cake to visit Chiyo ちよ宅訪問に際してケーキを買うこと - たとえ良く知っている人であっても、人の家に行くときに何かを買っていくのは一般的な礼儀です。こうした礼儀は最初の訪問をより特別なものにします。しかしたとえ初めての訪問でなくとも、ごく近しい人でない限り手みやげを持っていくのは一般的なことです。手みやげはたいてい食べ物で、特に堅苦しい場合でない限り訪問中に食べてしまうことになります。
In the neighborhood この近所なんだけど - アメリカでは通りの名前と番地により位置をピンポイントで把握できるのに対し、日本の住所は番号を割り振られたブロックの地所番号により決定されるため、あるブロックの方位が分かっていないと特定の住所を見つけるのは困難です。
A melon instead of cake? ケーキの代わりにメロン? - メロンや他の果物はケーキ二切れよりもかなり割高です。大方のケーキ店が一切れを3〜5ドル程度で売っているのに対して特にメロンはしばしば贈答用として50ドル以上しています。
Chiyo's mansion ちよの大邸宅 - ちよの家は庭は言うまでもなく、日本の大部分の家と比べて広大で、豪華で、とても洋風です。これは確かに上流階級の邸宅です。建物も印象的ですが、よりすごいのはその大きな庭です。日本の土地は、特に東京においては非常に高価です。このような家を持っている人は少なくとも大富豪でしょう。
Driving cars 車の運転 - 日本では自動車の運転免許は18歳まで取得することができません、そしてまた免許取得のための講習と試験の費用は(自動車の購入は言うまでもなく)とても高くつきます。
The big deal about hemorrhoids 痔についての一大事 - 日本語で「hemorrhoids」は「痔」といいます。平仮名で書かれるとき、「ji」の音は二通りに書かれます、一つは「し」に濁点(平仮名の右上に置かれる二つの点)、もう一つは「ち」に濁点をつけるものです。厳密に言えば、「ji」の音がどちらの表記で書かれるかには文法的な規則があります。最初の規則はある語が「ji」の前に「ち」または「し」があればその後の「ji」は先行する平仮名に濁点をつけたもので表されます。第2の規則はその語が普段「し」または「ち」として書かれているなら、別の文脈で「ji」と発音されなければならないときはもとの表記に濁点をつけたもので書かれるという規則です。実は「痔」としての「ji」は「じ」を使わなければなりません、「ぢ」は痔疾治療薬のコマーシャルのせいで広まった誤った表記です。(訳者コメント:ヒサヤ大黒堂のことを言っているんでしょうね。それにしてもまぁよく調べたなぁ・・・)
Seals and sea leopards アザラシと海の豹 - 日本語では何かを表現するのに使われる感じはしばしば組み合わせて使われます。この場合においては「海」と「豹」を表す文字がまとめられて一つになり「アザラシ」と読まれることになります。
Why are puffer fish called "RIVER PIGS"? なぜフグは「河の豚」と呼ばれるのですか? - 日本ではフグというといつも海で捕れる種のことを連想します。しかしながら中国には河に住むフグの品種があり、このことが「河の豚」と日本で書かれることの由来となっています。
Being good with sparklers 線香花火が上手ということ - 日本の線香花火はアメリカのものとは異なり、地面に対して垂直に静止して持っていなければなりません。最後に散発的な火花を散らす火球は不安定にぶら下がっているので静かに持っていないと早々に落ちてしまいます。特に難しい技術ではないのですが、ちよが榊の線香花火の扱いについて言及した理由はこれによります。