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炭焼き風スパゲティ
スパゲティ・カルボナーラ。挽いた黒胡椒の様子がまるで炭が飛び散ったようだ、ということでこの名がついたとか。確かにキャンプなどで焚き火で料理をすると灰や煤が舞い散り料理に落ちますし、炭焼き小屋でパスタを作ればこんな感じになるのかもしれません。
卵黄の濃厚なうまみを存分に味わえる、単純でありながら味の深いパスタです。ベーコンはなるべく良いものを。チーズはクラフトの粉チーズとかじゃなく、本物のパルメジャーノ・レッジャーノをその場で挽いて。本物の味がどういうものなのか、よくわかります。
【材料(約2人前)】
スパゲティ : 150〜200g程度(お腹具合で適当に) ベーコン : 50〜60g(5mm厚のスライスなら1枚程度) バター : 10g 卵黄 : 2個 パルメザンチーズ : 大さじ1程度 黒胡椒 : 適量 塩 : 適量
【作り方】
- ベーコンは、5mm厚のスライスなら同じだけの太さに拍子木状になるように切る。一般の薄いスライスベーコンなら1cm幅程度に。
- スパゲティを茹で始めたら、フライパンを弱火にかけ、ベーコンを入れて熱する。焦げ付かないように横のスパゲティの鍋の湯を大さじ1ほど加えておくと良い。
- 卵黄をボウルに入れ、パルメザンチーズを挽いて加え、よくかき混ぜる。塩と黒胡椒を加えて調味しておく。ここである程度調味しておくと後でバタバタしないですむ。
- パスタが茹で上がる直前に、フライパンにバターを落とし火を止める。パスタをざるにあけ、すぐにフライパンに移してさっと和える。パスタの茹で汁でソースを少しのばす感じになるので、ざるにあけたときにあまり一所懸命に水を切らなくても良いです。
- すぐにフライパンから3.のボウルにあけ、冷めないうちに手早く和える。
- 皿に盛り、さらに黒胡椒を飾りに挽いて出来上がり。
【キモ】
- 作り方も材料もシンプルなだけに、それぞれの素性がストレートに味に反映されてしまいます。ベーコンはなるべく肉屋さんで上等な物を買いましょう。ブロックベーコンを5mm厚にスライスしてくれるように頼むと良いです。最近は「肉屋」っていう感じのお店も少なくなってしまいましたけど。
- パルメザンチーズも同様。本物のパルメジャーノ・レッジャーノをその場で挽いたものは、クラフトの粉チーズなんてハナクソか何かにしか思えないほど香り高く味が濃いです。チーズおろしなんてなくても包丁でこそげればそれで十分。一度に多量に使うものでもないですから、ぜひ冷蔵庫に1かけら用意しておきましょう。
- フライパンに卵黄を入れるレシピもありますが、このレシピでは生クリームを使っていないので、フライパンに入れてしまうとどれだけ手早くやっても火が通り過ぎて卵黄が炒り卵状にボソボソと固まってしまい美味しくありません。
- また、もたついてボウルに入れる前にパスタの温度があまり下がってしまうと、卵に熱がよく通らなくてこれまた美味しくありません。卵が半熟程度に熱されて麺に絡むのがこの料理の眼目です。
- できれば皿も温めておきましょう。冷たい皿は意外と多量の熱を奪ってしまうものです。パスタが茹で上がる直前に、ゆで汁をおたま1杯皿に注いでおくだけでOKです。
- パスタはスパゲッティーニ以外でも大体何でも合いますが、ソースがねっとりとしているだけに、中くらいから太めのものの方が美味しいかもしれません。